1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:20:26.96 ID:7dcNZi8CP
これがサンプルだょ:
1_1
 
5時間くらいで Photoshop cs5 を使って描いたんだぞ~☆

まずは構図のお話です。


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:21:54.99 ID:Y45v8Mno0
うまいな


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:21:56.40 ID:jc66KsqH0
うますぎわろた





6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:22:17.98 ID:SEh2Hnz70
うますぎてキモい


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:23:54.31 ID:EZwdahqE0
フォトショむずいからsaiの描き方も頼む


8:1:2013/11/01(金) 22:24:10.39 ID:7dcNZi8CP
絵を描く時はまず構図から考えますが、なかなか良い構図が決まらないというのはよくありますよね。
じゃあ良い構図の条件は一体どんなものなんでしょうか?
ゥチが思う良い構図の条件は

1視線を絵に引き止める
2奥に視線を引き込む
3それが何なのか分かりやすい

この3つだと思います☆

次は3つの条件をクリアするポイントを教えちゃうぞ☆


11:1:2013/11/01(金) 22:26:04.44 ID:7dcNZi8CP
1視線を絵に引き止める

見た人の視線を絵に引き止めるためには、絵の流れをコントロールすることが大切になります。
人は絵を見た時最初に絵の中央付近に視線がいきます。良い構図は流れを上手くコントロールして、
視線を絵のポイントに集中させます。

サンプルを例に
参考:
11_1


赤いラインが絵の流れです、赤い丸が最初に視線がいくところです。
ラインが赤い丸に導くように、逆に見ると丸から絵の四方全体に広がっていくように要素を配置しているのがわかりますか?
このようにすると、視線が絵を行ったり来たりして目を離しにくくなります。


13:1:2013/11/01(金) 22:29:00.97 ID:7dcNZi8CP
2奥に視線を引き込む

絵は一般的に奥行きを感じさせることが重要です。
「奥」を感じるためには、奥に視線を引っ張ってくれるガイドラインが必要になります。

参考:
13_1
 

AとB、同じ要素なのに構図が違うと引き込まれ方が違いますよね。
Bは電柱や道路、雲など、全てが奥に引きこむガイドラインになっています。
同じ大きさの物や道が奥に続いていると、人間は自然とそのラインをなぞって絵を見ます。
サンプルの絵は道と川がガイドラインの役割です。


15:1:2013/11/01(金) 22:32:02.37 ID:7dcNZi8CP
3それが何なのか分かりやすい

背景には要素がたくさんあります。
なので見た瞬間にそれが草なのか、木なのか、見分けてもらえる、理解してもらえる必要があります。
色や質感はもちろん大切ですが、人が最も理解しやすいのはシルエットです。

参考:
15_1

 

シルエットは、それだけで絵を成り立たせることができるくらい強力な要素です。
シルエットを使いこなすコツは、シルエット同士を重ねることです。重ねると奥との違いが分かりやすくなるため
奥行きが表現しやすいです。ちなみに、超うまい人はシルエットから描きはじめる人が多いです。


18:1:2013/11/01(金) 22:34:22.05 ID:7dcNZi8CP
以上、構図の解説でした☆

次は色編です。


20:1:2013/11/01(金) 22:36:13.27 ID:7dcNZi8CP
まずは色の基礎から

普段は意識しませんが、色というのは単体では絶対に存在していません。
必ず2色以上、例えば新しいキャンバスに赤い絵の具をぶちまけた時は「赤と白」2つの色の差で赤だとわかります。
キャンバスの色が異なれば、数値上は同じ赤でも感じる赤は全く違ったものになります。

参考:
20_1

この画像が分かりやすいです。同じ色とはとても思えませんね。
背景の色でも同じことがよくあります。


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:37:31.73 ID:EUpMq52x0
なるへそ


23:1:2013/11/01(金) 22:38:05.81 ID:7dcNZi8CP
背景の色は経験と感覚が必要になるので、凄く難しいです。
感覚の問題は言葉では上手く説明できません、たくさん描いて感覚を身につけるしかないです。
ただ、いくつか法則があるのでそこだけ解説します。


24:1:2013/11/01(金) 22:40:13.08 ID:7dcNZi8CP
1空気遠近法
遠くのもの程、色数が少なく青っぽくなることです。遠くの山を見た時、青みがかって見えることがよくありますよね。
これは目と対象の間に厚い大気の層があるためです。絵を描く時は空の色を薄くかけてやったりするといいです。

2影と日向の色使い
夏の日差しの下とかは特にですが、影は青みがかって見えます。
言い方を変えると影は寒色になりやすいです。寒色というのは青系の色です。
その名の通り寒さを感じさせる色で、影は涼しいから寒色と覚えてもよいです。この表現も空の色を薄くかけたりします。
逆に日向は暖色に見えます。これも太陽の光があたって暖かいから暖色と覚えるとよいです。

具体的な色使いとしてオススメ(晴れた日中)、太陽の光を表現する時は白に近い黄色やオレンジ、影は空に近く明度が低い青
ちなみにこの2色を混ぜると良い感じの草の緑になります。


26: 【だん吉】 :2013/11/01(金) 22:41:22.32 ID:jfWu34G20
ほおほお


28:1:2013/11/01(金) 22:42:04.16 ID:7dcNZi8CP
練習でうまい人の絵の色をスポイトツールでとったりしますが、あまりおすすめしません。
さっきも言いましたが、色はバランスなので、単体でとっても意味が無いのです。
たくさん描いて経験値を積んでみてね~☆

次は自然物を描く方法だゾ☆


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:43:13.34 ID:EUpMq52x0
背景苦手だから助かる


31:1:2013/11/01(金) 22:43:27.97 ID:7dcNZi8CP
自然物編☆

まず知っていてほしいのは、背景にある要素はキャラクターやモンスターなんかを描く時とは
少し違った考え方が必要なことです。

その違いとは、単体を書くか「群れ」を描くかの違いです

「群れ」というのは複数の同じようなものが集まったもののことで
背景にあるものはほとんどが群れになってます。
草や木は葉の集まり、山は木、全部群れです。建物も遠くにある街などは群れとして扱います。


33:1:2013/11/01(金) 22:44:30.60 ID:7dcNZi8CP
つまり背景が上手というのは、複数あるものの処理(描き方)が上手いってことです。

ではどうしたら群れを上手く描けるんでしょうか


35:1:2013/11/01(金) 22:45:57.31 ID:7dcNZi8CP
群れを描く方法は「濃淡・隙間・境界」の3つです
この3つで自然物はほとんど描けちゃいます。この方法は画像で説明します。

参考:
35_1

今回は草むらと砂利道だけですが、ありとあらゆるものに応用できますよぉ~☆
ちなみに①が一番センスと経験を問われる段階です。自然なランダム感と色味+奥行きがあるタッチが必要になるので


37:1:2013/11/01(金) 22:48:26.09 ID:7dcNZi8CP
以上で終わりです。読んでくれてありがとうございます。
サンプルの絵は今回解説したことをフル活用して描いてます。じっくり見てみてね~(ゝω・)vキャピ


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:49:24.86 ID:2dHYSQAr0
>>37
水の描き方も教えてくれ


46:1:2013/11/01(金) 23:04:51.74 ID:7dcNZi8CP
>>39
 46_1


描いたよ☆

コツとしては、下方向のタッチで光の反射を入れたあと、岩の陰をところどころに
入れて、水の反射と透明って性質を表現することだと思うよ。ただめっちゃむずい


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 22:47:34.91 ID:jFco4VQQ0
>>1は本とか作るのに向いてそう